血圧というのは、常に一定に保たれるものではなく、自律神経や体の状態によって変化をします。一般的には、副交感神経が優位になってリラックスした状態だと低くなり、交感神経が活発になって仕事や家事など生活活動をしている時は上昇します。ですが高血圧症状の中には、生活のリズムに関係なく血圧が高くなる早朝高血圧や夜間高血圧というケースがあります。

早朝高血圧とは

早朝高血圧とは、日中に活動しているときよりも、起床後の血圧が高くなる症状のことをいいます。血管障害によって起こる脳卒中や心疾患が早朝に多いのは、早朝高血圧が関係していると考えられます。
早朝高血圧の原因ははっきり解明されていませんが、高血圧になりやすい体質に加え、自律神経が乱れていて起床とともに交感神経の働きが急激に活性化するという説が有力です。

夜間高血圧とは

普通なら、交感神経から副交感神経に切り替わる夜は、血管が拡張されるので血液がゆったりと流れることで血圧が下がります。それなのに、逆に夜になると血圧が上昇したり、血圧が日中と変わらず下がらないのが夜間高血圧です。
夜間高血圧の原因は、動脈硬化のせいで血管が拡がらなかったり、睡眠時無呼吸症候群など疾患によって交感神経が活発になり続けることなどが考えられます。




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早朝高血圧と夜間高血圧の違いと共通点

早朝高血圧と夜間高血圧は、発症する時間帯や原因に違いがあります。早朝高血圧は朝起きたときには血圧が急上昇し、夜間高血圧は就寝時や就寝中に血圧が上がります。また、原因も自律神経の乱れと動脈硬化や睡眠障害というようにまったく違います。
しかしどちらも、昼間は正常値になるため、検診などで見過ごされやすいという共通点があります。また、夜間から高血圧が続いて早朝まで血圧が高いままということもあるので、見分け方が難しいのも共通点と言えるでしょう。

早朝高血圧と夜間高血圧の対策方法

早朝高血圧でも夜間高血圧でも、対策の基本は規則正しい生活習慣です。栄養バランスの整った食事と味付けの濃い料理を控える、適度な運動、そして良質な睡眠を心がけることがもっとも効果的な対策です。ですが、生活習慣に気をつけていても高血圧が改善されない場合は、降圧剤を使用する必要があるかもしれないので医師に相談しましょう。

普通、血圧を測定するのは日中なので、早朝や夜間の高血圧は気がつきづらく対策が遅れてしまい、重症化することも少なくありません。高血圧は症状がないため自分で判断するのは難しいですが、早朝や夜間に体調に異常を感じたり、メタボなど血圧が高くなるリスクがある方は家庭で血圧測定を行うのがおすすめです。




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1日塩分摂取量は6グラムが理想とされているのに日本人の平均塩分摂取量は10グラムを超えているのをご存知ですか?これが高血圧の主な原因と言われています。