家庭用血圧計で正確に血圧を測るための注意点や家庭用血圧計を選ぶ時に人気の価格帯について解説します。

血圧計の種類

血圧の測定方式には、大きく分けてコロトコフ法とオシロメトリック法という2つの方式があります。

血圧の測定は、医療機関で行う場合と家庭用血圧計を使って行う場合には違いがありますが、測定方式には、大きく分けてコロトコフ法とオシロメトリック法という2つの方式があり、それぞれの血圧の測定方式に違いについて解説します。

医療機関で使われているコロトコフ法という測定方法


医療機関で使われているのがコロトコフ法で、血管の音を聴くことで正確に血圧を測定する方式です。測定数値はほとんど誤差がなく正確な測定を行うことができます。

まず、カフ(腕に巻きつける腕帯)を腕に巻いて空気を送ります。すると血管が圧迫され血液の流れが止まります。圧迫している状態から、カフを少しずつ緩めて再び血液が流れるようにします。

圧迫から解放された血液が血管壁に当たることでコロトコフ音と呼ばれる血管音が発生しますので、聴診器を使ってこのコロトコフ音を聴きながら、水銀柱の高さも確認して血圧を読み取る仕組みです。

家庭用血圧計で使われているオシロメトリック法という測定方法

オシロメトリック法は、自宅で血圧の測定ができる家庭用血圧計に多く導入されている測定方式です。

カフによって血管を圧迫して血液の流れを止めた後、少しずつ圧迫を緩めいった際に発生する血管壁の振動をセンサーで感知することで、血圧を測定する測定方式です。

この方法は、簡単に血液測定ができる方式で、家庭用血圧計の多く導入されていますが、現在はほとんど遜色ない測定が自宅でもできるようになっています。

家庭での血圧測定を勧める医師は、定期健診ごとに家庭で使っている血圧計を持ってくるように指示する方が多いようです。これは家庭で使っている血圧計が、どれくらい誤差があるのが調べることを目的としています。せっかく測定した血圧データも誤差を把握した上でチェックしないと正確に把握できないという訳です。

医者は、病院の測定値より家庭で血圧測定を重要視する

高血圧の治療医は、病院での測定した血圧値より、家庭で測定した血圧値を重視していることをご存知でしょうか?

血圧を測定する精度で言えば、病院など医療機関の血圧計の方が優れているのは言うまでもありませんが、測定される患者の方が安定した状態で血圧を測定できないという理由があるからです。

みなさんも経験したことがあるかと思いますが、病院で医者や看護師の前では、緊張して血圧が上がってしまうという方が多いのです。このような状態を白衣高血圧と言いますが、正確な血圧を測定することはできません。

ですから、家庭で普通に生活しているときにリラックスした状態で計測したデータが高血圧患者の本来の血圧値として医師は重視するのです。

また、白衣高血圧とは逆に、診察室血圧の数値が低いのに家庭血圧の数値が高い場合があります。

これを仮面高血圧と言いますが、人によっては、朝方に血圧が上がった状態になる場合があり、医療機関で血圧測定してもらう時間帯がちょうど降圧剤が一番効いている時間帯と重なることから、本当は高血圧なのに診察室血圧の数値の方が低くなって医療機関では正確な数値がわからないのです。

このような事情を理解すると診察室血圧以上に家庭血圧を重要視していることが解ると思います。家庭用血圧計の性能の進歩や普及してより身近なものになってきて、自宅で家庭用血圧計を使って自分で血圧を測定する方が増えてきているというわけなのです。




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家庭用血圧計の種類

家庭用血圧計を使えば、毎日血圧を測定できるので1日の血圧変動を正確に把握することができます。こそで使われる家庭用血圧計は、大きく分けると3種類に分類することができます。

【1】カフ(腕帯)を上腕部分に巻いて測定する上腕測定型
【2】カフ(腕帯)を手首に巻いて測定する手首測定型
【3】カフ(腕帯)を指にはめて測定する手指測定型

先ほど説明した医療機関で医師の血圧測定方法であるコロトコフ法(聴診法)、これに最も近いのが【1】カフ(腕帯)を上腕部分に巻いて測定する上腕測定型で、家庭用血圧計の中では精度の高い血圧計といわれています。

最近は、どの種類の家庭用血圧計を購入しても正確性が優れていますが、迷っている場合は、上腕測定型の家庭用血圧計を購入すれば問題ありません。

家庭用血圧計の測り方

自宅で自分の血圧を測定する場合の注意点ですが、基本は1日3回~5回ほど決まった時間に同じ条件で計測することです。

これは毎日の時間ごとに血圧がどのように変化してゆくのかを傾向としてチェックするためのものです。同じ時間に同じ条件で血圧を計測することで、より正しい比較ができるようになり、これを記録することで主治医も治療に行かすことができるのです。

では、一体どのようなポイントに注意すれば、正しい測定ができるのでしょうか?注意すべきポイントは以下の通りです。

  • 家庭用血圧計で測定する場合は、椅子に座って背筋を伸ばした状態で測定します。
  • リラックスした状態で測定するために深呼吸をして落ち着いてから測定を開始します。
  • カフを巻くときは、服やシャツの上から巻かないようします。
  • なるべくダイレクトに腕に巻いた方が正確な数値を測定できます。
  • 肘にかからないように注意してください。
  • カフを巻いたら、心臓と巻いたカフの位置が同じ高さになるようにして計測します。

一般的には、利き腕とは違う腕にカフを巻いて測定するといわれていますが、時間があれば両腕で計測することをお勧めします。より正確に血圧値を把握できます。




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