病院で薬物治療を始めた人は、同時に食事療法や運動療法など生活習慣の改善をするように指導される筈です。医者は薬物治療で血圧をコントロールする。患者は高血圧の原因を取り除く。つまり高血圧の治療は、本人しかできません。ここでは血圧を下げる最も効果的な方法についてまとめました。

もともと高血圧に人はいません。体に悪い生活習慣により血圧が高くなる体質に変わってしまったのです。高血圧になる前の健康な状態へ戻すことが血圧を下げる唯一の方法です。つまり体質改善しかありません。しかし漠然と生活習慣を見直すのでは効果は期待できませんから最も適した方法を探ることも大切です。

目次 -Contents-

1.高血圧の食事療法を試してみる
2.健康を維持するための五大栄養素をしっかり摂る
 2-1.脂質<必須脂肪酸>
 2-2.タンパク質<必須アミノ酸>
 2-3.炭水化物
 2-4.ビタミン
 2-5.ミネラル
3.高血圧にならない民族の食事法
4.高血圧が激減するファスティング<断食>
5.

塩分の摂り過ぎがヤバイ!
1日塩分摂取量は6グラムが理想とされているのに日本人の平均塩分摂取量は10グラムを超えているのをご存知ですか?これが高血圧の主な原因と言われています。

1.高血圧の食事療法を試してみる

病院で高血圧の治療を受けている方は、食事療法の指導を受けている筈です。この方法を試してみることが最も効果が期待できます。実践する時の注意点は決められたルールを徹底して守り、根気よく継続することです。これだけで血圧を下げることに成功する確率が高くなります。

【1】塩分の摂り過ぎの人は塩分制限・・・1日6g以内
【2】肥満やメタボの人はカロリー制限・・1日1600~2000キロカロリー
【3】偏った食事の人は栄養バランス・・・1日30品目

このルールを徹底して守ることが最も大切ですが、外食が多い方や自炊してない方、栄養計算が難しくて作れないなど人によって上手くできないという問題もあるようです。それを解決するのが食事の宅配サービスです。このような問題を解決し手軽に食事療法を実現できます。

2.健康を維持するための五大栄養素をしっかり摂る

高血圧になる前の健康状態へ戻すためには、偏った食事や食べ過ぎを解消する必要がありますが、必要な栄養素をしっかり摂ることも忘れてはいけません。身体の機能が正常に働くからこそ血圧も安定します。そのために必要な栄養素は五大栄養素です。

【1】脂質
【2】タンパク質
【3】炭水化物
【4】ビタミン
【5】ミネラル

2-1.脂質<必須脂肪酸>をしっかり摂る

人間が生きていく上で欠かせない栄養素が必須脂肪酸と言われる脂質です。肥満やメタボが高血圧の原因だからと言って脂っこいものや脂肪を含む食べ物を敬遠する方が多いのですが、これは逆効果です。厚生労働省によると1日の摂取目標は1000mgを推奨しています。

必須脂肪酸は、ホルモンや細胞壁を作る材料になるので、高血圧になる前の健康な状態に戻すためには必要な栄養素です。しかし体に良い油と体に悪い油があるので注意が必要です。理想は、EPAやDHAなど魚の油を500mg、えごま油や亜麻仁油などαリノール酸を500mgです。

2-2.タンパク質<必須アミノ酸>をしっかり摂取する

偏った食事をしている方に不足しがちな栄養素が必須アミノ酸です。必須アミノ酸とは、体の中で作れないタンパク質のことで血管や筋肉を作るために必要な栄養素ですから、高血圧の治療には必要不可欠です。必須アミノ酸は、動物性から植物性まで様々な食材から摂取できますが、食事で摂れない方はサプリメントなどを活用して摂取するようにしましょう。ちなみに必須アミノ酸を含むサプリメントは以下の通りです。

◆ミドリムシ(ユーグレナ)のサプリメント
◆しじみサプリメント
◆牡蠣サプリメント
◆アミノ酸サプリメント

2-3.炭水化物をしっかり摂取する

2-4.ビタミンをしっかり摂取する

2-5.ミネラルをしっかり摂取する

3.高血圧にならない民族の食事法

血圧を下げるために研究されているのが高血圧にならない民族の食事です。高血圧にならない民族とは、氷の世界に住むエスキモーやアフリカのサバンナに住むマサイ族、モンゴルの草原に住む遊牧民です。彼らには高血圧や糖尿病などありません。しかし彼らが現代社会で過ごすとすぐに生活習慣病になってしまいます。つまり彼らの食事生活に生活習慣病にならない秘密が隠されています。

彼らの食事を分析するとある共通点がみつかりました。なんと彼らの世界には、糖質(炭水化物)がほとんど存在していないため一切糖質を摂っていませんでした。逆に氷の世界では、肉や魚しか食べていないのに健康的に過ごしていることが解りました。

この食事を研究して実際に血圧を下げることに成功しています。どうしても血圧が下がらないという方は、究極の食事法を試してみてはいかがでしょうか?

4.高血圧が激減するファスティング<断食>

アメリカの研究調査で毎月1回断食(ファスティング)をしている宗教の方と一般の方の病気になる割合を調べた結果、毎月1回断食をしている方は、動脈硬化や高血圧・糖尿病になる確率が低いことが解りました。日本でもいち早く高血圧改善に断食を取り入れる研究もされていて血圧を下げる効果が確認されています。

実際に3日程度の断食(ファスティング)を試してみると不思議なことに劇的に血圧は下がります。実際の例では、160~170もあった血圧が、3日後に120まで下がったケースがあります。これは断食道場を例に取ると分りやすいので解説します。

断食道場では、2週間程度の断食を始める前に体重測定・血圧測定・血液検査などを行います。そして、断食が終了した時に再度、体重測定・血圧測定・血液検査を行い数値を比較することで効果を測定します。

断食道場で過ごされた、ほぼ100%の確率で、体重の減少、血圧値の正常化、中性脂肪の正常化、血糖値の正常化、コレステロール値の正常化など生活習慣病の数値が改善されることが分っています。このように効果が出るメカニズムは以下の通りです。

●栄養の補給を遮断すると体内に蓄積した脂肪をエネルギーとして使うため体重が減少する
●同時に血管に付着した中性脂肪やコレステロールが排出され動脈硬化を改善する
●体内に溜まっていた老廃物や宿便、毒素をデトックスするので内蔵機能が回復する
●余分な栄養を摂取しないので血圧を高める原因がなくなるので血圧が低下する

このようなメカニズムを理解すれば、血圧を下げる方法の中でも断食療法は効果的なことが分ります。しかし断食道場を卒業し普通の生活に戻ると、1ヶ月から3ヶ月で、ほぼ全員が元の状態に戻ってしまいます。それほど現代人の食事生活や生活環境が影響しているということです。

実際の生活で断食道場へ通うことは不可能ですが、一月に3日間程度の断食をすることは血圧を下げる方法としては有効です。注意点は3日以内という点です。それ以上、断食をする場合は、専門知識と健康管理が必要なので自己流で断食をすることは危険です。

5.

断食で血圧が下がったり血液検査の結果が良くなると言われますが、血液検査の3日前から断食してみることにしました。中性脂肪や尿酸値が高いので、どんな変化があるのかレポートします。ちなみに血圧の変化も報告します。
高血圧の治療には、肥満やメタボを改善し適正体重にするためのダイエットが必要です。ダイエットで肥満を解消したら血圧が正常値になったケースもあります。ただし適正体重なのに高血圧の方には、当てはまらいないかも知れません。




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